著作権の相続

 アメリカで、ある企業の圧力によって著作権法が改正され20年の著作権の延長が決まって(1998年)から7年ほどがたちました。あと10年して、さらに20年延びても不思議ではないでしょう。
 昨年(2004年)、あるテレビのドラマが昭和の中ごろに作られた映画の内容そっくりであるとして訴えられました。しかし、訴えていたのは映画の監督でもなければ、映画を作ったスタッフでもなく、映画の著作権を持つ亡くなった映画監督の息子でした。
 著作権は一生懸命がんばって作品を作った人やその手伝いをした人に正当な利益が得られるようにするというのが本来の趣旨であったはずです。しかし、自分が作ったものでもないのに我が物顔で盗作だと批判する姿を見ていると、現在の著作権法は守らなくてもいい著作権まで守っているような気がします。
 犯罪の増加で著作権保護のために動員できる警察官の人員が減っていく中、著作権の有効期間を短くして、本来守るべき著作権を守れるようにしてほしいと思います。
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