たっぷり休みがあったので、本ばっかり読んでました。
『満ち潮の夜、彼女は』早見裕司
近所の図書館では、児童書のコーナーに理論社の「ミステリーYA!」シリーズがある。このシリーズは割と外れがない気がしてて好きなんだけど・・・読んでみたらミステリっていうかホラーだった!
登場人物はほとんど女の子(高1・高2)で寄宿舎生活とかいう出来過ぎた設定にハアハアしながら選んだのに、登場人物はバッタバッタと死んでいくし、登場人物の一人に至っては一言も喋ることなく死んでいく始末。期待通り百合成分が多分に含まれていた点は評価したいけど。
話は変わって理論社の「ミステリーYA!」シリーズは、
本の紹介ページで作者名の前に枕詞がついてるんだけど、これがなかなか面白い。例えばこの本だったら、「
Author:情感あふれるホラーの紡ぎ手・早見裕司」とか書いてある。
他の作者も、
医学ミステリーの新星・海堂尊
ゴシック・ミステリーの名匠・篠田真由美
壮大で緻密な世界の創造主・田中芳樹
とかになってる。こういうのってなかなか珍しくて良いなぁ。「YA」と銘打ってるだけあって、やや名づけ方が中二b(ryだけど。
『神様のパズル』機本伸司
どんだけニッチな層狙ってるんだよこのSFはwwww
工学系・理学系の大学生以外が読んで楽しめるのかは解りませんが、
また答えに困る質問だった。光速ではない光子……。
「質量はともかく、大きさは許されることになるんじゃないのか」
穂瑞は軽くうなずいた。「ではもし、完全に静止したら?」
「それはもう光子じゃないだろう」
「じゃ、何だ?」
僕は少し考えて、「場?」と応えた。
彼女はまた、軽くうなずいた。
少し考えて「場?」とかいう発言ができる層がどれだけいるというのか。
高校時代に森博嗣の書く西之園萌絵に嵌ってしまって以来、天才少女モノは見境なく手に取ってみてしまうのですが、この本もそのラインナップの一つでした。
感心すべきは、作者の創造した理論が非常に滑らかにその廻りの理論と繋げてある所。読んでると「え、結局、統一理論の結論ってここに書いてあることじゃないの?」と思えてきます。SFだってば。
「神様のパズル」は6月に映画も公開されるみたいですが、
映画公式
何だこれ。原作信者からすると、
こんな反応が当然のように出ると思います。
『チルドレン』伊坂幸太郎
「伊坂幸太郎って、何かきっかけがなくて手を出してないんだよねー」
と友人宅で話したら、貸してくれました。有難い。
そして読んでみたら想像以上に読みやすかった。
『鬼』今邑彩
ホラーなのかミステリなのか・・・何か混ざったような本だった。
『アイスマン、ゆれる。』梶尾真治
この本は装丁がどうしても気になって借りた。
読んでみると軽くSFっぽいんだけど、後半、え・・・え・・・それでいいの?という感じで何だか無理やりハッピーエンドっぽくされた感じがする。