>> 今日の本:『草食系男子の恋愛学』森岡正博

『草食系男子の恋愛学』森岡正博

「草食系男子」という言葉を世に広めることとなった本のうちの1冊。どんなもんかと思って読んでみたら、中身の8割はいたってスタンダードなHowTo本でした。女の子の話はちゃんと聞きなさい、みたいな。
「モテ本にはない真実の恋愛生き方指南」とオビで謳っているものの、どうやって声をかけるか、デートするか、と言った内容を(適度にマッチョイズムを抜いて)解説してるのがモテ本とどう違うのか今ひとつ不明です。

が、残りの2割は「そもそも恋愛できなけりゃダメだという風潮はおかしいよね」という意識と「それでもやっぱり彼女欲しい」という意識の葛藤が描かれていて、そこが面白い。「彼女いらんという人の主張はもっともだと思うけど、それが本当は恋愛したいけどできていない自分に対する防衛になっていないか」みたいな。

普通のHowTo本にない2割は面白かったんだけど、やっぱり「何で恋愛したいのか/する必要があるのか」という話が置き去りにされてるだよなぁと感じる。著者は「なんだかんだ言って恋愛ってしたいよね」というスタンスなんだけど(草食系=異性をがつがつと求める肉食系ではなく、異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う男性のこと)、今流通している「草食系」のイメージは「恋愛に興味なし」になってしまってるからなぁ。

>> 今日の漫画:『花とみつばち』(全7)安野モヨコ

『花とみつばち』(全7)安野モヨコ

urlリンクを貼ろうとして、「そっか・・・もう絶版になってるのか・・・」と感慨深い。古本屋ではやたらと流通してるので特に問題はないのですが、ヤンマガ連載だったのかこれ。

安野モヨコの漫画は、いつもながら男を好きになってしまった女の子の可愛さがたまりません。「プゥ」とかベタな反応でも、なってしまう前を見てるので可愛さ倍増。
でも、『花とみつばち』で最大の見せ場は最終話(番外編)だと思う。太田サクラの言う「高校の頃とは違うもん」と、それに対する小松の答えは、あぁ・・・小松が成長してる・・・と読み手に妙な感動さえ与える気がする。小松なのに!

しかし、敢えて最終ページまですれ違わせるってのがさすが安野モヨコの漫画だね。めちゃくちゃ面白いんだけど・・・次はちゃんと最後にくっつきそうな漫画読んで心を癒そう。別マ連載くらいのやつを。

>> 今日の本:『少女漫画』松田奈緒子、他

『少女漫画』松田奈緒子

「このマンガがすごい2009」より。
「派遣のオスカル」とかでドラマにもなったそうで。

各話が少女漫画のタイトルになっていて、「ベルサイユのばら」「ガラスの仮面」「パタリロ!」「あさきゆめみし」「おしゃべり階段」と続く。ベースになっている漫画(話)を知ってると+αで楽しめる・・・みたいな評だったけど、半分くらいはあんまり関係ない気がする。

「あさきゆめみし」の最後、
 小さい時は紫の上に憧れてた
 でも 一番愛され 苦しみぬいた人

 次に憧れたのは 槿の姫君

 でも学問だけじゃ つまらないと思って 朧月夜・・・

という下りが良かった。
けど、絵がもうちょっと何とかならんものなのかなぁ。



『きのう何食べた?(3)』よしながふみ

『きのう何食べた?』は夜中に読む漫画ではない。

ものすごい勢いでご飯が食べたくなる!
ついでに料理したくなる!!広い台所で!!
袋ラーメン(サッポロ一番、みそ)でもいいけども!!!


『あのこにもらった音楽』勝田文
『しゃべれどもしゃべれども』勝田文

近所の本屋の白泉社コーナーで『勝田文フェア』みたいな棚ができてて、「癒される少女漫画」みたいなことが書いてある店員さん手作りPOPまで立っていたので、「おうおう、なかなか解ってるじゃないか!」とニヤニヤしてつい未読のを2冊買ってしまった。

これですよこれ、ちょいレトロな絵柄+着物少女・・・なのに男はスーツ!(たまに着物)
ついでに割と淡々とくっつく二人!

別マ連載の漫画がどうなるか解らない(いや、わかってるんだけど)二人の関係を味わうための漫画なら、勝田文の漫画は静かに寄り添う二人の関係を味わう漫画。
癒される・・・

>> 今日の漫画:『つぼみ』1〜4/アンソロ

先日「あいかわらずキモい話題で満載のブログだ」と褒められたので、長所は伸ばしていきたいと思います。

ということで、最近4巻を読んでから1〜3巻をあわてて購入した
『つぼみ』
中身はというと、エロマンガではない百合ん百合んなアンソロです。(描いてるのはエロマンガ界隈の人が多いけど)

ここらへんの紹介から「しまいずむ」目的で4巻を読み始めたら、「大朋めがね」にクリティカルを受けてしまって既刊を買い集める羽目になりました。

「大朋めがね」は少女マンガバリバリな絵柄と、

遠景で描かれるちまちました絵
がクリティカルポイントだったのですが、淡々としたストーリー運びも好み。

百合モノで最大の萌えシチュは「自分は相手が好きなんだけど、相手に拒絶されるのがこわくて言い出せない」状況だと確信させてくれる『つぼみ』ですが、そういうお約束をベタに描いてくれる『ふへんの日々』(秋★枝)も好みです。
誰なん!?
ウチの知っちょー人!?
付き合っちょん!?
学生!? 教授!? 社会人!?

だ・か・ら
お前だ――!!

と言ってしまえれば
どれだけ――


・・・ちなみに「しまいずむ」は2巻が今のところいちばんエロいと思います。

>> 可愛けりゃ何しても許・・・される心理

最近、「謝り美人」というサイトができたらしい。

Gizmodoの記事
を読んで美人時計みたいなもんかと思ってたけど、別に放置しておいても次の人に行く訳ではない。
パラパラ見てると「お前それ誤る気ないだろうww」と思う表情も多いんだけど、まあ大半が許してもらえそうな気がする。

このサイトが言わんとしてることは「可愛けりゃ何しても許される」だと思うんだけど、これは果たして同性に対しても有効なんだろうか。

男の立場で超絶イケメンが「ごめんっ!」とか言ってきたら・・・確かにフツメンに謝られるよりも許してしまいそうな気がする。何でだろう。
「イケメンのこいつを敵に回すとフツメンを敵に回すよりも失う味方が多そうだから許しとこうかな」みたいな心理が働くんだろうか。