>> 今日の本:『資本主義と自由』ミルトン・フリードマン

『資本主義と自由』ミルトン・フリードマン

国民が年金に強制加入させられることは是か非か。
強制を正当化する理由としての『温情主義』(国民は放っておくと得てして近視眼的で先のことを考えないのだから、政府が強制加入させることは国民のためになることだ)に対して、フリードマンは
 自由を信奉するなら、過ちを犯す自由も認めなければならない。刹那的な生き方を確信犯的に選んで今日の楽しみのために気前よく使い果たし、貧しい老後をわざわざ選択する人がいたら、どんな権利でもってそれをやめさせることができようか。

と主張し、徹底的な自由主義(基本的には市場に任せるべきであって、政府が強制介入すべき事は主に「契約が確実に履行される環境を整えること」と「外部効果に対処すること」。リベラルではなくリバタリアニズム)の考え方を主張する。

教育も国営で行うべきではない。広く国民に教育を受けさせることは外部効果の点で意味があるが、わざわざ公立学校を作らなくても、一定額相当の「教育バウチャー」を子供を持つ親に支給して民間の学校から行きたい所を選ばせたらよろしい。等々。


この本は読んでいて、「なんと合理的か!」と感動して自由主義信望者にならざるを得ない本だった。

だからと言って、自由主義者が主張する「全ての選択に自由を!」という社会が実現してしまうと、それはそれで面倒くさいんだよなぁ。国民は生活する全ての事について判断できるだけの専門家ではないのだから。
(まあ実現したならそういった「めんどくささ」を引き受ける個人向けコンサルみたいな職業が発生するんだろう。いくつか。)

>> 今日の本:『君の天井は僕の床』鴨居まさね

『君の天井は僕の床』鴨居まさね


40過ぎた男と女の恋愛模様が、こんなにも可愛らしくて良いものだろうか。


デザイナーのトリさんが最近仲良くなり始めた本間さん(@隣のビル)とのデートを振り返りながら同じ事務所のウシさんに話をしているシーン、

今日お店で本間さんが横に座ってたとき
糸くずとってもらったくらいですごく嬉しくて

太ももに手があたったくらいでドキドキできる時間って貴重だなーって

ですよねー!!

>> 今日の本:『はしたなくてごめん』の石田拓美は吹田にある大学の工学部かわいい


『はしたなくてごめん』石田拓美

石田拓美の『はしたなくてごめん』は、エロ少コミ+妄想が生きがいの主人公、西さんがメガネ男子(真面目)な与倉を妄想に使ったり襲われてしまったり酒が入っていてどこまで行ったか覚えていなかったりすれ違ったりする漫画です。

主人公の西さんはジト目可愛い。

この漫画の単行本には作者の古い作品も載っていて、それを読んでると工学部とか吹田とか割と「ん?」と思うワードが出てきます。
で、さらに読んでいると「マテリアル」とかのワードが出てくる訳です。
Wikipediaで見たら作者は工学部の材料工出身だとのこと。やっぱり!

少女漫画で、工学部男の説明にストーリーに必要のない専攻がついていたら作者は理系だと思う。
違うんだよ!外から見たら工学部かも知らないけど、材料と情報と建築とは違うんだよ!
その差異をちゃんと扱ってもらえると工学部としては安心します。

>> 21_21 DESIGN SIGHT / KOTOKOライブ

土曜日に東京まで出向いて
21_21 DESIGN SIGHTでやっている佐藤雅彦ディレクション『"これも自分と認めざるをえない"展』、その後、夕方からZeppTokyoでKOTOKOのライブハウスツアー延長戦。

21_21 DESIGN SIGHTは、六本木の東京ミッドタウンにありながら、展示が微妙にマニアックなので近所にある国立新美術館と比べるとそれほど混んでない。案内に書いてある通り本当に体験型ばっかりの展覧会だったので、これ以上人が入ると破綻するのもあると思う。

この展覧会、ぜひ複数人で見に行って「金魚が先か、自分が先か」に1人ずつ入った後で、互いに「なるほどー!」と笑いあうことをお勧めしたい。この1品だけで入場料を払う価値はあった。


KOTOKOライブは、夏に神戸に見に行ったらその場でZeppTokyoでの追加公演アナウンスがあったので布教を兼ねて参加。2階席最後列とか微妙すぎる・・・と思ってたけど、入ってみるとそれほど遠くなく、寧ろ1階最前列のFC集団の動きが見れて面白かった。